7月の例会では『イマドキの若者、どう生かす?!~イマドキ世代を理解して、採用やマーケティングに生かそう~』をテーマに、報告者への質疑応答を多めに取る参加型の勉強会を開催しました。テーマ選定の背景には、自社を継続・発展させるためには、今後の人材やお客様となる世代の価値観や行動特性を理解する必要があるとの考えがありました。
報告者の松枝美華さん(株式会社ヒューマンソリューションズ専務取締役)は、若者の就職支援や採用コンサルタントとしての経験を活かし、「Z世代」と呼ばれる若者の特徴を、具体例を交えてわかりやすく説明してくださいました。「正社員以外の選択肢」や「内発的動機の重視」、「仕事とプライベートの両立」など、イマドキ世代の価値観に触れるとともに、SNSやWEBを活用した就職活動が主流であり、企業側もこれに対応したアプローチが必要であることを学びました。特に、企業側が学生の自己紹介を見てアプローチする「スカウト型」の就職方法が主流である点は、驚きの情報でした。
参加者の中には、世代間ギャップを感じた経営者も多かったようですが、今回の勉強会を通じて、若者を理解し共存していくことが、企業の発展にとって重要であることを再認識する機会となりました。