真の黒字経営を目指す経営者の覚悟
~ 永続企業を目指すためにあなたはどんな覚悟を持っていますか? ~
それから何が変わり始めましたか?
■報告者 株式会社アーキテックス 代表取締役 栗山浩氏(南支部)
栗山浩氏は大分県日田市で3代続く材木店に生まれ、 大手ゼネコンに就職。父が経営する材木店の経営が経営 不振に陥り、経営を立て直すため 1997 年に 8 年間務 めたゼネコンを辞め家業を継ぐこととなりました。その 後材木店は順調に回復を遂げていきました。同時期に父 親は栗山氏名義で株式会社アーキテックスを立ち上げて いたのでした。栗山氏は事業に専念しゼネコンの下請け で実績を伸ばして行きました。そして 2008 年リーマ ンショックがおこります。大手ゼネコンの下請けで価格 決定権も無く、支払い条件も丸呑み、納期も迫られる。 会社や社員が疲弊し大きな負債も抱えました。
2004 年栗山氏は同友会に入会。リーマンショック をきっかけに、改めて、同友会の「あすなろ塾」や「経 営指針セミナー」に参加し自社の経営を見つめ直しまし た。「価格決定権」を持たねばならないと痛感した栗山 氏は同友会の学びを実践し、下請けから元請けへの変換 を図られました。様々な戦略を考えて、多くの困難を乗 り越えて、「石の上にも 3 年」で徐々に成果が上がりま した。栗山氏は自社の実力で勝負できる会社、「一流の 工務店」を目指し1歩1歩前進を続けられています。