田中氏は江戸時代から続く農家を事業継承し、自分なりに経営してこられた中で同友会に入会。２泊3日の経営指針書作成セミナーで経営指針を作り、同友会の学びをもとに様々ことに挑戦してきたが、思っていたように上手くいかないこともありました。そのような中で何度も経営指針書に立ち返り、計画を見直し、改善し、新たな挑戦に立ち向かう姿が本当に素晴らしいと感じました。
今回の話から、経営指針書は自分の道標になるということ。会社の方向性や計画を社員と共有することで、働く意義が示されるということが改めて感じさせられる話でした。そして何より田中氏は、人を生かす経営をされており、SDG’sにも積極的に取り組まれています。
人・地域・環境に目を向け、これからの時代の新しい農業形態を作り上げていく担い手として、これからの発展が楽しみです。面白おかしく、そしてまた、自分の経営に対する気持ちを奮い立たされる素晴らしい話でした。
経営試飲書を作っていない方、作っているが実行していない方、これから作ろうと考えている方は、初心に戻り改めて自分の会社を見つめ直してはいかがでしょうか。 7月例会座長 平山芳光
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