活動報告

2024年2月例会報告

2024年02月29日
古高さんは事業承継を機に同友会に入会され、「経営指針書作成セミナー」にすぐ参加された結果、家族以外の従業員(パートナー)を雇用し法人化したことは、会社経営の大きな節目に、同友会を上手に活用されたのではないかと思います。
仕事がうまくいかない時、また遅刻などの問題行動を起こした時、どうしても個人を責めることになってしまいがちです。「これくらいは知っていて当然だろう」「なぜこんな行動をするのか」と、人を責めることはこちらはっ共育の意味で注意をしても、注意されたほうはどうしても禍根を残し、働きづらい職場になってしまいます。
本日のテーマは「システムを変えると人が変わる」。人を責めるのではなく共に育つ共育システムを変えること、共育とはまさに共に成長することであり、仕組み化することです。そのシステム作りには、同友会で影響を受けた先人の教えがありました。
「こそーっと浸透する経営理念作り」「人財レベルを把握し組み合わせること」「自分の知っていることがスタッフ全員の当たり前とは限らない(知の共有)」そして、その具体的な方法として朝礼の活用、潜在意識BOXの活用、うまくいかないときは「システム会議」でシステムを変えることなど、大変参考になったのではないでしょうか。
報告の最後のほうで「システムを変えた時、個人の責任や負荷が取れると社員は嬉しくなり、ストレスフリーになり、会社の雰囲気が良くなり、生産性が上がる」とありました。共育システムを構築し実践し、更にバージョンアップすることで、人が生き生きと働ける、働きやすい会社になるのではないかと報告を聞いて確信しました。 2月例会座長 久保田 満穂